notes posted by Nakano

3ヵ月ぶりに「バードランド」のナポリピッツァを食べた。
休日の空いてる時間帯を狙って行ったのに
カウンターに座っていると
次から次へと人が入ってきて隅に追いやられた。
雨が降ってきたせいもあるが、
店の外にも待ってる人や予約する人でいっぱい。
昔と比べてピザを作る時間が早くなった気がする。
技術も熟練されてきたのかな。
小田原マスターも職人の粋に?

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2008.6 雑誌Penに紹介された頃。
県外からも相変わらず来るらしい。(食べる人も修行する人も)
でも「喫茶店」でもある。

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久しぶりにworksを追加。
縁があって、仕事としてなりたってることに感謝するばかり。

worksはやはりworksであって、作品ではないのだ。

こうしてみると年を重ねていくごとに頼まれる仕事が
得意なものばかりでなく苦手なものまで増えてきた。
難題な仕事を軽くこなすため、もっと知らないものを勉強せい。
ということなのか?
たぶん。

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関係ないけど土砂降りの雨

長い散歩と覚悟を決めてサンセットビーチまで出かける。
秋の海ではサーファーが波待ちをする光景。
気温も落ち着いて、なかなかいい感じ。海からの風も気持ちいい。
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この写真のうしろに20代前半ぐらいの女の人が一人いた。
海をぼんやり見ている。と思っていた。
そんなに気にしていなかったし、じっと見てたわけでもないが
何気なく見ると、泣いているのである。
5分ほどすると彼と思わしき人が現れ横に座る。
その頃にはちょっと距離が空いていたので、
何を会話しているのか聞こえない。
彼は彼女の頭をなでたり、肩をかかえて何かを語りかける。

何が悲しいのか、何に対して泣くのか全然わからないし
理由はいろいろあるのはあたりまえだけど
こんなにいい天気のお昼に泣いてるってすごく目立つ。
そういう感情が表に出てる人って不思議と遠くからでもわかる。
泣いたりするのに時刻とかは関係ない。

昔、小学生だった頃浜茶屋にバイトに来ていた高校生のお姉さんが
夕方、海に太陽が沈む頃メソメソ泣き始めたのでちょっとドキドキした。
(後日彼にふられたのがわかったけど)

海では自然と泣けるのかもしれない、涙が似合うのかもしれない。
どれも「さんずいへん」がつくからか?

二ヶ月ぐらい前から、ビジュアル担当を石田美和指名で
告知ポスターなどを制作した
「フクイ夢アート2010」が10.2に開幕。(10.31まで)
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今年からはじまるイベントで、試行錯誤してる様子が
感じられるが、何事もやってみないとわからない。
他の都市でもどこでも最初は手探りだったと思うし、
これから悩んだり迷ったり成長していく若い人たちに
少しでも役に立ったりしたり、
駅前に人が滞在できる期間になってくれたらと
希望や夢を明るく持ち続けるアートイベントになって欲しい。
E&Cギャラリーで行ってる『田部光子展」の田部さんは
とても70歳過ぎの方と思えないくらい若々しい。

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えきまえKOOCAN(元生活倉庫)で、時間と闘い一人せっせと「かば」を作る川越さん。

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半年ぐらい前から村上春樹さん全長編を最初から再読している。
30年ぶりに読むものもあり、
全然憶えていないところが多くえ〜っと驚きながら読み進めた。
と同時に全く新しい小説として読むことができた。

※ここに書くことは、個人の考え方であり感想をメモしてると思って、気にしないでほしい。
評論家でもないのに恥ずかしいし(あまりにもファンが多いと思うので)。

最初の風の歌を聴けから村上さんの天才的な比喩が素晴らしい。
数ある著作の中でひとつとして同じ比喩がでてきたことがない。
一部分だが例えていうと
「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」で後半に、
図書館のリファレンスの女の子と食事をするところでは
「ウェイターがやってきて宮廷の専属接骨が皇太子の脱臼をなおすときのような格好で
うやうやしくワインの栓を抜き、グラスにそそいでくれた。」
と、ただワインを注ぐ行為だけでもこんなにおもしろい表現をする。

オリジナリティについてインタビューでも語っていた。

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こんなに細かく言うことは初めて。

「ノルウェイの森」についても納得したことがインタビューで書いてることがあった。
『リアリズムの話はもう十分』『これは僕が書きたいタイプの小説ではないと思った』と言ってる。
確かに村上さんの小説の時系列ではちょっと異質な感じがしていたのだ。
でもちょっと疑問に思ったこと。
ここでは
(特に『ノルウェイの森』というのは、僕にとって一番大切な作品だし)という言い回しになってる。
どちらが正しいのかわからない。

これは版下と色指定で作り上げたグラフィックデザインなのだ。
いま描いてる絵画とは別である。ポスター点数900点。
あまりにも圧倒的すぎる「横尾忠則全ポスター」展を大阪国立国際美術館で
体力を使い果たし3時間以上かけてすみずみまで見る。
昔からなんだけどいつも横尾さんのポスターを見るときは
グラフィックとして見るより気持ちはアートとして感じて見ている。ような気がする。
「無敵」
YOKOOの世界は他のグラフィックデザイン界の人など無関係なのである。
日本人に生まれたことで、海外の方より理屈ではなく解る。
一枚のポスターにはこれでどうだ、これもどうぞと言わんばかりの
サービスや遊びが盛り込まれ、より複雑に表してる。
わかりきってるが故田中一光さんと対極してる。

僕からはこんなに自由で充実したポスターの連続に見えるけど
横尾さんなりにも葛藤はあったらしい。
隠居宣言のなかでは
「グラフィックは経済生活で絵画は人生」
「グラフィックには目的、制約、条件があり大義名分という手段によって成立する」
とかの言葉があり、以外と冷めて仕事として接していたみたい。

「隠居宣言」は「グラフィック隠居宣言」と
横尾さんも言ってるがこれだけの量を見せるのはもうないかもしれないそうで、
そう思うとどんなに暑くても(暑い大阪は大嫌いだ)ただ指命感で行かなくてはと。

感心するのは、
初期の頃の版下や高校時代の印刷物から売れに売れたものまで
良くこれだけ見せられる状態で保存してあるということ。
どこにどう保存していたんだろう? 皺や折り目すらない。
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見たい映画。
果たして福井の映画館に来るのか?
期待します。メトロ劇場さん

佐々木芽生さんという日本人が作ったらしい。ハーブ&ドロシー

「月に囚われた男」これはメトロで決定。おもしろそう。
これも来るかな?「瞳の奥の秘密」

坂井市のハートピア春江で
明日21日(土)〜23日(月)まで「ヒロシマ原爆展」の展示がある。
規模は現地の広島平和記念資料館から比べるとほんの少しで何分かの一だけど
これを見て少しでも興味や関心を持ってもらい、
戦争をはじめた日本人っていかに馬鹿げた行為をしていたのか。
次へ伝えるためにも広島へ行って本当の原爆の実態を感じて欲しい。
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なかなか面白くて見逃せないNHKのテレビドラマ。
「ゲゲゲの女房」には泣かせてもらった。
漫画家の苦しみを共に一緒に涙する。
その人を取り巻く人たちのたいへんさをさりげなく、でも熱く物語っている。
漫画を描くという行為は、どれだけ日々が経っても変わらない。
白いページに熱い思いを描きまくってる。鉛筆で、ペンで。
40を過ぎても信念を曲げず描き続ける
向井理の横顔がいい。みんなが語るセリフがいい。
自信をなくしたり、こんなんでいいのか?
と疑問を感じるときに見るといい。
「龍馬伝」もとってもツボを押さえたさすがテレビドラマのNHK。
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暑いのでなるべく外に出ないで仕事を済まそうとする。
夕方風が気持ちよくなってきたら出かける、だらけた今年の夏。
そんな日々には、気が向いたら、ページを決めず
机の周りに積ん読「本」たちをつまんでパラパラめくり読み。

『考える人』の村上春樹ロングインタビューはとてもいい。
ノルウェーの森に対する僕も感じてた違和感や
1Q84 BOOK3への疑問なども生の声として届いてる。
『編集天国』はcompositeやInvitationなどの編集長だった
管付雅信さんの作品集でとてもいい物を作ってて
中島英樹さんのデザインは丁寧で読みやすく、かっこいい。
『アイデア』はバックナンバーが編集部に何部かあったので
直接送ってもらい、内容は難しいけどちまちま読むには大満足。
他にも宮田裕美江さん掲載の『美しいデザイン』。
写真が圧倒的でヘルベチカの使い方がキレイなNumero。
個人的に必要なTarzan ストレッチ特集。
まだまだあるけど、何種類も読んであきたらまた仕事を。
あ〜こんなんでお金もらえたらなあーとのんきに思う。
それにしても、本の表紙って並べるときれいに作られてるなあ。

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