notes posted by Nakano

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好きな雑誌の休刊ほど淋し〜ものはない。
切ない。
Coyote...
僕はそんなに旅人でもアウトドア派でもないので
それほど内容に合わせた生活はしていない。
でも安っぽくない、贅沢な作りなのである。
特集、編集、ロゴ、キャラ、写真、イラスト、文字(タイポグラフィ)
すべて大人の作りだったのに。
アウトドアなどギアにほれぼれする広告も。
谷山彩子さんのイラスト、とてもいいなあ。

PHOTO GRAPHICA...
休刊ではなく不定期刊行らしい。
でも今号にはアラーキーの「休刊」が。
残念。
ADが中島英樹氏になってピシッとなった気がする。
写真に興味ない人もすごく楽しめる作り。
それにしても野口里佳さんの写真は
なんて物憂げできれいだ。

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今みたいに情報がすぐに手に入らずにいた
20代の頃にパーマネントコレクションなるものに感化され
教科書として愛読し続けるBRUTUS。
最近は昔ながらのBRUTUSに戻った感じがする。
徹底的に取材する姿勢とビジュアル。
忘れかけてる「大人」をもう一度思い出させるような最近のBRUTUS。
確かに今の時代安いモノがあふれすぎて
窮屈な中で選ばれてる気がする。ある意味仕方ないけど。
でもそんな生活の一部に少しでも価値あるモノに
触れたり買ったりして、いいものはいい、と思わせるものを
一つでも持ってると幸せな気持ちになる(はず)。

BRUTUS STYLEBOOK 2010-11 A/Wに
掲載されていたマイ、オールデン。
新品よりも履き込んだものの方が断然格好いい。と書かれていて
みんな20年ものや30,40年ものまである。
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なるほどなぁと感心し、自分も余裕があった頃に買ったAldenをBRUTUS風に。
革底なので福井では履く時期が限られるが
スエードの方は確かに20年は経ってる。
プレーントウは15年は経ってる気がする。
淋しいがこれを教えてくれた彼はもういないけど長く履かなくては。
甲高幅広の僕の足にもぴったりフィット。

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金沢の知り合いのデザイナー高橋氏が
写真家の水野さんと二人写真展を開いたので金沢市民芸術村へ。
イタリアとアフリカという対照的な画で
当たり前だけど現地へ行かないと見えない被写体ばかり。
そこに写ってるモノってカメラを構えてると
どうしても本能で撮りたくなったんだろうと思わせる。

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もう一つ「ホンマタカシ ニュー・ドキュメンタリー」を金沢21世紀美術館に。
朝日新聞社などがバックアップし全国的に話題になってる。

あの、力が抜けた、人をいい意味でおちょくった写真って
ホンマタカシさん独特のものを感じられて嬉しかった。
「H」やRelaxのカルチャー雑誌に掲載され
いろんなカメラマンに影響を与えた
今の潮流はやはりこの人から始まった感がする。
しかし美術館に収まるホンマタカシって意外な感じはしたけど。
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12年前の写真集と今、どちらもニュー・ドキュメンタリー。

あけましておめでとうござます。2011

昨年の後半からお気に入りで愛飲している
サッポロビール「銀座ライオン プレミアム」。
これがコンビニ限定なので安売りはしていないが
思わず知り合いのコンビに店長に
ワンカートン(24本入り)を注文した。
正月まで残そうとちびちび飲む。
最近のなかではエビスプレミアムよりは好きかも。
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で、前に撮った銀座の本店の写真を探す。
写真はなかったが、店内のタイル張りの壁が
何ともいえず風情があり歴史を語る。
ああ、また行きたい。
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三国の旧森田銀行本店で行われてる
「ムラタクン 星空のロボット クリスマスツリー」展。
ぜひ、一度見て欲しい。
下書きナシいきなりのポスカでの線引きで
今、小六の時にしかできないであろう
勢いのまま仕上げる、発想と技術。

小さい子からじいちゃんばあちゃんまで
誰もが感心して見ている。

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30年前の小学館発行の[写楽](しゃがく)。
(篠山さんの撮る表紙が毎号良かった)

1981年1月号は1980.12.1発売だったので、
この時点では12.8のことは
(あたりまえだけど)誰も想像しえない出来事。
ジャケットの依頼が先だったらしいが
篠山紀信氏のこの時撮られた写真(撮影は9月中旬)が
最後のアルバム「ダブル・ファンタジー」のジャケ写に使われている。

この特集の最後には
「ジョン・レノン&オノ・ヨーコの最新アルバム『ダブル・ファンタジー』は
W・パイオニアから12月5日発売予定です」
と希望に満ちた言葉で締めくくられている。
もう30年も経つとは。

TokyoTDC年鑑では2000年以来10年ぶりに掲載された。
ここ数年、何回か挑戦したがなかなか選ばれず
残念な気持ちだったが
今年選ばれた事で、またがんばろうと思う。

自分のレベルを計るいい機会だし、
海外の人や結構なデザイナーたちに囲まれて掲載され
本として保存されれば記録として残っていく。

TDC年鑑を見返すと1900年代では
一般で応募してた人が、最近ではバリバリの会員になってる。
15.6年前は現役でがんばってた人が
田中一光さんのようにお亡くなりになってたりしてる。
それにしても浅葉さんや葛西薫さんや井上嗣也さんなどは
相変わらず天才的な定着をしてすごすぎる。
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今回の装丁は祖父江慎さん。
どこまでも凝りすぎで(発刊遅くなったのはそのせいか?)
印刷見本や紙見本の実験みたいだ。
それに部数が2010部のみらしい。
手元にあるこれは1205番。(選べないし割引もない)
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約30年ぶりにLPレコードを救出。
松木屋のビニール袋は劣化してボロボロだったけど、
盤は無事であの頃の時代が柔らかい音と共に甦る。

事務所に来る人の反応でだいたいの年代がわかる。
うお〜っと感激し興奮する人は同じ世代の人か上の人。
カセット・CD世代の人はそれほどでもない。

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上品で静かでとても素敵な時間と空間を過ごさせてもらった。
最初のピアノの音から引き込まれ、その世界に入る。
大貫さんの詩は寓話のようで声は楽器のようだった。

音を邪魔せずに調和するモーショングラフィックも心地よく、
UTAUをプロモーションする中島英樹氏作グラフィックツールも
ステージを良くわかってる大人の仕事。

どうでもいいことだけど
僕の中では「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」が
ターニングポイントじゃないかなと感じていたけど、
インタビューなどを読むと転機としては「ねじまき鳥クロニクル」だったみたい。
確かに暴力的なものから壁抜けまで要素として基盤があるような。
でも僕の感じるところとしては「世界の終わりと〜」は
今の「1Q84」までの流れの基礎を作ったような気がした。

小説に出てくる「僕」はいつもストイックに冷静に生活する青年や少年が多い。
決して声高に叫ぶこともなく淡々としてる。
ストイックな人物を描く人(広い意味で)は、
エッセイなどでは結構お笑いやドジなこと等を書き、
自分を三枚目に見せてる気がする。
1983年の広告批評にこんな広告が載っていた。
恥ずかしくて見たくないのかもしれないけど
無断で載せさせてください。(すいません)
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1984年発行の村上朝日堂から組んでる
安西水丸さんは黄金のコンビで、この頃描かれている春樹さんが
自分のなかで止まってるせいかいつまでも「僕」のままだ。
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