notes 2010.12

三国の旧森田銀行本店で行われてる
「ムラタクン 星空のロボット クリスマスツリー」展。
ぜひ、一度見て欲しい。
下書きナシいきなりのポスカでの線引きで
今、小六の時にしかできないであろう
勢いのまま仕上げる、発想と技術。

小さい子からじいちゃんばあちゃんまで
誰もが感心して見ている。

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30年前の小学館発行の[写楽](しゃがく)。
(篠山さんの撮る表紙が毎号良かった)

1981年1月号は1980.12.1発売だったので、
この時点では12.8のことは
(あたりまえだけど)誰も想像しえない出来事。
ジャケットの依頼が先だったらしいが
篠山紀信氏のこの時撮られた写真(撮影は9月中旬)が
最後のアルバム「ダブル・ファンタジー」のジャケ写に使われている。

この特集の最後には
「ジョン・レノン&オノ・ヨーコの最新アルバム『ダブル・ファンタジー』は
W・パイオニアから12月5日発売予定です」
と希望に満ちた言葉で締めくくられている。
もう30年も経つとは。

TokyoTDC年鑑では2000年以来10年ぶりに掲載された。
ここ数年、何回か挑戦したがなかなか選ばれず
残念な気持ちだったが
今年選ばれた事で、またがんばろうと思う。

自分のレベルを計るいい機会だし、
海外の人や結構なデザイナーたちに囲まれて掲載され
本として保存されれば記録として残っていく。

TDC年鑑を見返すと1900年代では
一般で応募してた人が、最近ではバリバリの会員になってる。
15.6年前は現役でがんばってた人が
田中一光さんのようにお亡くなりになってたりしてる。
それにしても浅葉さんや葛西薫さんや井上嗣也さんなどは
相変わらず天才的な定着をしてすごすぎる。
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今回の装丁は祖父江慎さん。
どこまでも凝りすぎで(発刊遅くなったのはそのせいか?)
印刷見本や紙見本の実験みたいだ。
それに部数が2010部のみらしい。
手元にあるこれは1205番。(選べないし割引もない)
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