notes

30年前昭和の時代、「だるまや」から「だるまや西武」になる時に、
おそらく福井では初めてのデザインプロダクションとして
[デザインオフィス シュガーポット]が作られた。
その頃はSCS=西武クリエイティブスタッフという専属の名刺もあったなあ。

途中から入社させてもらい、初めて本格的なデザインに触れつつあった。
それまでは、東京でフィニッシュワーク(版下)を専門にやりながら
グラフィックの基礎、忍耐を学ぶ毎日だったので、
クリエイティブディレクターやアートディレクターがいてコピーライターがいて、
という今ではあたりまえのスタイルが新鮮でとまどった。
流通に関するアイデアやコンセプトなどの考え方、
当然すべて手書きと切り貼り、コピー機での縮小拡大など技術を学ぶ。

福井と富山の西武の仕事をしつつ、年月が経つにつれ
他のプロダクションも増え、広告代理店も増え
西武以外の仕事も増えつつあった。

昭和から平成になる頃の時代。
この頃は表現に関して、結構なんでも許してくれる大人がいっぱいいたような気がする。


取ってある印刷物ファイルも数少ない。
もっとシュガーにあるはず。今度もらいにいきます、橋本君。
IMG_8561.JPG
IMG_8558.JPG
IMG_8559.JPG
IMG_8566.JPG
IMG_8572.JPG
IMG_8568.JPG

野尻昌明氏、西畑敏秀氏ともにbausを設立してもうじき20年経とうとしている。

1992年、80年代末期のバブルの余波が残る90年初めの頃。
湾岸戦争が前年に起き、経済が悪化していこうとしていた時代。

1991-92年は、bausを設立する前の準備期間だったのかも。
とにかく忙しくて、訳わからないままいろいろと新しいことを
やったりしていたような(あまり記憶がない)。

90年くらいに、鯖江でやっていたSSIDへ野尻氏に連れて行ってもらい
ああ、これでロゴが作れるんだと思った、Macintosh SE。
その頃はIllustratorもなくFreeHandというグラフィックソフトだった。

Directors Company(ディレクターズカンパニー)での
初めてのカラーモニターApple Macintosh Ⅱcxがハードディスク80Mb、メモリーが8Mb。
ネットもカラープリンターもなく、モノクロレーザープリンターが100万もした時代。

それまでは版下と写真の大きさを決めるサイズも鉛筆アタリで入稿していたくらいなので
今現在、デジタルのデータとして残ってるのは1992年から。

印刷物が燃えたり流されたり消失するまえに、少しずつサーバへ整理していきます。

IMG_7767.JPG
Dire:baus.jpg
IMG_7779.JPG
IMG_7780.JPG
IMG_7768.JPG
IMG_7769.JPG
IMG_7770.JPG
IMG_7771.JPG
IMG_7772.JPG
IMG_7773.JPG
IMG_7774.JPG
IMG_7775.JPG
IMG_7776.JPG
IMG_7777.JPG
IMG_7778.JPG

あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。D+2012年

お正月、箱根駅伝などぼんやりとTVを見てて思ったこと。
東京などでつくられるCMと
地方の年賀やバーゲンなどのCMの差が
激しく感じられるのは毎年なのだけど
今年はいつも期待してみる東京制作のCMでも
なにか引っかかるものが。

やはりこういうご時世のせいなのか、お正月という節目のせいかは
わからないのだけど、真面目なメッセージが多く感じられた。
TVに限らず新聞広告でもあてはまるのが、書体で明朝体を使い
TVでは画面の中央に置き、よりヘッドコピーを読ませる手法で
生真面目さを訴える企業が多かったのではと。
ここ10年ぐらいで増え続けてる気がする。

書体(フォント)も、景気のいいときはMB101などゴシック系で押しが強く
今はエイワンなどの明朝が多い(ちょっと使い過ぎ)。
TVCMもHDになり、明朝体も使いやすくなっているのでは?
(すべて個人的に思うこと)
(勝手にTVCM撮影しました。こんなのもまずいんでしょうか?)
minchyotai1.jpg

あるセミナーの撮影中。難しくは無いけれどどっちの立場で答えればいいかとっても悩む人と、迷わせる問題を作って出す人。大人になって経験を積むと、答えた自分がどう映るのかも考えてしまい、ちょっと悩む。頭を掻きむしる人、髪の毛をカールしていく人...。悩み方も人それぞれ。

k2illust_13.GIF

ivy_7061.jpg
最近掲載されたJ.PRESSの新聞広告やBRUTUSを見てると
そこそこアメリカントラディショナルやプレッピースタイル復活の兆しっぽくて嬉しい。
心くすぐるコピーも素敵で
「あの頃よりも、今のあなたの方が似合うかもしれない。」
ivy_7060.jpg
(マガジンハウス Casa BRUTUS掲載)
近頃は街中を見渡してもなんかミリタリーやストリート系が多く
学生や若者にはキレイにアメトラをプレッピースタイルに着こなして欲しい。
大人になるにつれその良さがわかってくるはず。
回りにいる大人では、F社のハラさんはスマートに着こなしている感じ。

福井で仕入れてるところってないし、高くてとても買えないけど
トム・ブラウンBand of Outsidersなんて生地も着心地も最高。

ファッションつながりでもうひとつ。
NHKの朝の連ドラ「カーネーション」がすごくいい。
役者が素晴らしい。泣けてくるシーンがいっぱい。(年のせい?)「ゲゲゲの女房」もよかったけど。
ohara_6806.jpg
尾野真千子さん(クライマーズハイ・火の魚・外事警察、最高です)

会議や打ち合わせ、イベントや番組の本番中や撮影中など、なんか大変な時には必ずやってしまうものがある。
子どもの頃、教科書の端っこに見つからないように描いた誰かの似顔絵。大人になってもやっている。
仕事中なので、対象はクライアントだったり、タレントだったり、時には熱く語るスタッフだったりするので、見つからないようにメモを取るふりをしながら描くことになる。
あの頃と違うのはキャンバスが専用の手帳。企画書や台本を見ても思い出さないその日の風景が、この似顔絵を見るとすぐに浮かんでくる。ビジュアルは脳に何かしらの刺激を与え記憶させるのは間違いないということか。で、ここでちょっとづつあげてみます。愛をもって描いているので怒らないでヨロシク。

最初は、とてもハモりの上手いカメラマン。コーラスバックに歌うとホント気持ちいい。
ちなみにカラオケBOXじゃなくて移動中の車内でのこと。いつも仲良く歌ってる訳では無いです。

k2illust_02.gif

師走となれば毎年の年賀状。
年々発注は少なくなり寂しいなあ。
ということで昔々の年賀状をファイルから引っ張り出し並べてみた...
ら、恥ずかしいけど初々しく一生懸命作ってるではないか。
作ってた頃を思い出すものもあるけどほとんどが憶えてない。
何考えて作ってたのか、個人的年賀状も多いけど
回りの人はよくこんなんでOKを出してくれたと思うと、ありがたい。

今度はSHOP DMなどを並べてみよう。
80年代〜00年代の一部(まだまだあるけど並べるの大変だし探すのに体力いる)

nenga_7013.jpg
nenga_7010.jpg

装丁は難しい。
これは経験や慣れである。
本の中身を知らしめないといけない。
この本はこういう感じなんです。というのを
一瞬で感じさせないといけない。

美しくて良い装丁はマイナスのデザインでいさぎよくて、かっこいい。
やはり、本屋で目を凝らして順番に見ていき
良い装丁に出会うと手にとって、
ついつい読みたくなってしまう魔法が掛けられている。

ここにあるメジャーな出版社や著者の装丁など一生ないと思うが
架空で挑戦してもなかなかこんな感じで割り切って
装丁のデザインなど出来そうにない気がする。

でも、やりたいなあ単行本の装丁。
hon_6839.jpg
日本語の扱いが素晴らしい、緒方修一さんの秀逸な装丁。

soutei.jpg

アップルの1997年のCM-Think different
あの時代には理解できていたのかな。
今の時代でも新鮮で大事な言葉では?

ipod_6738.jpg
ミニマルな製品 2001年生産ipod

エキサイトイズムの記事:「シンプルでミニマルでも、正直なデザインであれば、世の中に受け入れられる。」

10月6日にスティーブ・ジョブズが亡くなり
ネットなどは今までの功績や賞賛をたたえる言葉が続々と。
皆さんが言われる通り100年に一人の天才なんだと思う。

ネットで見つけたスピーチの一つになるほど〜と思った頁を転用させてもらいます。

 『○リード大学には、当時おそらく国内でも最高のカリグラフィ教育がありました。見渡せばキャンパスにはポスターから戸棚に貼るラベルまで美しい手書きのカリグラフィばかりだったのです。私はそこでセリフやサンセリフの書体について習ったり文字と文字のスペースを変えていく概念についてつまり異なる文字のコンビネーション手法など素晴らしいフォントの作り方を学問として学びました。フォントは、美しく、歴史的にも、芸術的にも、科学で把握できないほどの緻密さでしたのでそれは私にとって魅力的な発見となったのです。 
○フォントは、人生の役立つという期待すらありませんでした。しかし、それから10年経って最初のマッキントッシュ・コンピュータを設計する時にその知識が役に立ち、マックの設計に組み込むことにしました。こうして初めて美しいフォントを持つコ ンピュータが誕生したのです。もし私が大学であのコースを寄り道していなかったら、マックには複数の書体も字間調整フォントも入っていなかっただろうし、 ウィンドウズはマックの単なるマネに過ぎないのでこうしたパソコンがいま世界に存在しないかもしれません。もし私が大学を退学していなかったら、あのカリグラフィの授業に寄り道することはなかったしパソコンには素晴らしいフォント機能がないかもしれない。もちろん大学にいた頃の私には、未来を見据えて点と 点をつなげることはできませんでした。しかし10年後に振り返えると、とてもハッキリ見えることなんです。』

デザインを意識する人は無意識にAppleを選んでいるのでは?

ありがとう、Steve Jobs
Apple_6635.jpg
Apple_6633.jpg
アップルデザイン 1998年 アクシスパブリッシング