notes posted by Nakano

二ヶ月ぐらい前から、ビジュアル担当を石田美和指名で
告知ポスターなどを制作した
「フクイ夢アート2010」が10.2に開幕。(10.31まで)
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今年からはじまるイベントで、試行錯誤してる様子が
感じられるが、何事もやってみないとわからない。
他の都市でもどこでも最初は手探りだったと思うし、
これから悩んだり迷ったり成長していく若い人たちに
少しでも役に立ったりしたり、
駅前に人が滞在できる期間になってくれたらと
希望や夢を明るく持ち続けるアートイベントになって欲しい。
E&Cギャラリーで行ってる『田部光子展」の田部さんは
とても70歳過ぎの方と思えないくらい若々しい。

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えきまえKOOCAN(元生活倉庫)で、時間と闘い一人せっせと「かば」を作る川越さん。

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半年ぐらい前から村上春樹さん全長編を最初から再読している。
30年ぶりに読むものもあり、
全然憶えていないところが多くえ〜っと驚きながら読み進めた。
と同時に全く新しい小説として読むことができた。

※ここに書くことは、個人の考え方であり感想をメモしてると思って、気にしないでほしい。
評論家でもないのに恥ずかしいし(あまりにもファンが多いと思うので)。

最初の風の歌を聴けから村上さんの天才的な比喩が素晴らしい。
数ある著作の中でひとつとして同じ比喩がでてきたことがない。
一部分だが例えていうと
「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」で後半に、
図書館のリファレンスの女の子と食事をするところでは
「ウェイターがやってきて宮廷の専属接骨が皇太子の脱臼をなおすときのような格好で
うやうやしくワインの栓を抜き、グラスにそそいでくれた。」
と、ただワインを注ぐ行為だけでもこんなにおもしろい表現をする。

オリジナリティについてインタビューでも語っていた。

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こんなに細かく言うことは初めて。

「ノルウェイの森」についても納得したことがインタビューで書いてることがあった。
『リアリズムの話はもう十分』『これは僕が書きたいタイプの小説ではないと思った』と言ってる。
確かに村上さんの小説の時系列ではちょっと異質な感じがしていたのだ。
でもちょっと疑問に思ったこと。
ここでは
(特に『ノルウェイの森』というのは、僕にとって一番大切な作品だし)という言い回しになってる。
どちらが正しいのかわからない。

これは版下と色指定で作り上げたグラフィックデザインなのだ。
いま描いてる絵画とは別である。ポスター点数900点。
あまりにも圧倒的すぎる「横尾忠則全ポスター」展を大阪国立国際美術館で
体力を使い果たし3時間以上かけてすみずみまで見る。
昔からなんだけどいつも横尾さんのポスターを見るときは
グラフィックとして見るより気持ちはアートとして感じて見ている。ような気がする。
「無敵」
YOKOOの世界は他のグラフィックデザイン界の人など無関係なのである。
日本人に生まれたことで、海外の方より理屈ではなく解る。
一枚のポスターにはこれでどうだ、これもどうぞと言わんばかりの
サービスや遊びが盛り込まれ、より複雑に表してる。
わかりきってるが故田中一光さんと対極してる。

僕からはこんなに自由で充実したポスターの連続に見えるけど
横尾さんなりにも葛藤はあったらしい。
隠居宣言のなかでは
「グラフィックは経済生活で絵画は人生」
「グラフィックには目的、制約、条件があり大義名分という手段によって成立する」
とかの言葉があり、以外と冷めて仕事として接していたみたい。

「隠居宣言」は「グラフィック隠居宣言」と
横尾さんも言ってるがこれだけの量を見せるのはもうないかもしれないそうで、
そう思うとどんなに暑くても(暑い大阪は大嫌いだ)ただ指命感で行かなくてはと。

感心するのは、
初期の頃の版下や高校時代の印刷物から売れに売れたものまで
良くこれだけ見せられる状態で保存してあるということ。
どこにどう保存していたんだろう? 皺や折り目すらない。
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見たい映画。
果たして福井の映画館に来るのか?
期待します。メトロ劇場さん

佐々木芽生さんという日本人が作ったらしい。ハーブ&ドロシー

「月に囚われた男」これはメトロで決定。おもしろそう。
これも来るかな?「瞳の奥の秘密」

坂井市のハートピア春江で
明日21日(土)〜23日(月)まで「ヒロシマ原爆展」の展示がある。
規模は現地の広島平和記念資料館から比べるとほんの少しで何分かの一だけど
これを見て少しでも興味や関心を持ってもらい、
戦争をはじめた日本人っていかに馬鹿げた行為をしていたのか。
次へ伝えるためにも広島へ行って本当の原爆の実態を感じて欲しい。
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なかなか面白くて見逃せないNHKのテレビドラマ。
「ゲゲゲの女房」には泣かせてもらった。
漫画家の苦しみを共に一緒に涙する。
その人を取り巻く人たちのたいへんさをさりげなく、でも熱く物語っている。
漫画を描くという行為は、どれだけ日々が経っても変わらない。
白いページに熱い思いを描きまくってる。鉛筆で、ペンで。
40を過ぎても信念を曲げず描き続ける
向井理の横顔がいい。みんなが語るセリフがいい。
自信をなくしたり、こんなんでいいのか?
と疑問を感じるときに見るといい。
「龍馬伝」もとってもツボを押さえたさすがテレビドラマのNHK。
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暑いのでなるべく外に出ないで仕事を済まそうとする。
夕方風が気持ちよくなってきたら出かける、だらけた今年の夏。
そんな日々には、気が向いたら、ページを決めず
机の周りに積ん読「本」たちをつまんでパラパラめくり読み。

『考える人』の村上春樹ロングインタビューはとてもいい。
ノルウェーの森に対する僕も感じてた違和感や
1Q84 BOOK3への疑問なども生の声として届いてる。
『編集天国』はcompositeやInvitationなどの編集長だった
管付雅信さんの作品集でとてもいい物を作ってて
中島英樹さんのデザインは丁寧で読みやすく、かっこいい。
『アイデア』はバックナンバーが編集部に何部かあったので
直接送ってもらい、内容は難しいけどちまちま読むには大満足。
他にも宮田裕美江さん掲載の『美しいデザイン』。
写真が圧倒的でヘルベチカの使い方がキレイなNumero。
個人的に必要なTarzan ストレッチ特集。
まだまだあるけど、何種類も読んであきたらまた仕事を。
あ〜こんなんでお金もらえたらなあーとのんきに思う。
それにしても、本の表紙って並べるときれいに作られてるなあ。

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2010.7.19の海の日
午後4時実家のある三国町浜地海岸〜芝政の下で泳ぐ。
誰もいないプライベートビーチ。
6時過ぎから海水浴場には人がいなくなる。
7時頃から夕日が傾き出す三国サンセットビーチへ。
30分の間に空の色が青から悩ましい赤へ変化していき
月がくっきりしてきて、風はいい感じで涼しい。
福井市内と海岸沿いの気温差は3度ぐらい。

前から観たかった日本映画を見比べよう週間として、
「告白」「アウトレイジ」「FLOWERS」の3本を立て続けに観る。
どれもさすがに個性的でおもしろい。
プロフェッショナルな作りでそれぞれに損はないと思う。

「告白」に関しては、
ほんと個人的な感想として
どうしてもこれは映画にして映像を残さないといけなかったのか?
というのが、疑問に感じたことで。
原作のまま「本」として残しておくべきだったのではと。
映像や画角やこだわりは寒気がするほど美しいし完璧だと思う。
でも、原作を読んだ人の具現化をすることで
あの後味の何とも言えぬものが、より深まった気がする。
読んでから見る方が免疫があっていいかも。
「ノルウェーの森」が心配だ。

やはりオリジナル脚本はおもしろいと思う。
「アウトレイジ」の暴力さは半端ではないし
スクリーン上でなく、目の前にああいう人たちがいたら
ほんとにびびりまくってどうすることもできないけど
映画だから暴力や言葉の乱暴さに笑ってみてられる。
映画らしいエンタテインメントがある。

「FLOWERS」は
予告だけみてると、女優が全面にでて
キレイな人たちだけのPV風に思われがちかも。
日本映画が不得意な人には退屈かもしれない。
でもここには感情をゆさぶられる
ストーリーや映像美がふんだんにあるし
女性としての生き方や家族の歴史も
日本を日本らしい見せ方もして
気持ちのいい共感があった。

やっぱり映画には僕たちを非日常へ連れてってくれる
「夢」や「希望」があると嬉しい。
こんな考えって、まじめすぎるのかなぁ?

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福井駅前の北の庄通りに店を構え、
みんなから愛されてた店がまた一つ姿を消すことになった。
メインのブランドが地方への取り引きをなくしたための結果と
SUPREMOの庵下さんは嘆く。

また駅前に行く店がなくなる。残念。

お客としてはたいしたモノを買っていないが
あのいろんなモノたちがあふれた空間が大好きで
行くといつもD-BROSSやbodum、
北欧のプロダクトデザインや
商品買い付けのことなどいろいろな話題で
刺激をもらってたのになあ。
本人はこれからの駅前の心配ばっかりしていた。

かなり商品は少なくなってるけど今月いっぱいはやってるらしい。
黄色い(重い)ドアが目印。
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