notes posted by Nakano

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14年前はこれほど天気がくずれ
豪雨な日も少なかった気がする。
雨もなくては暮らしはなりたたない。

一つ一つのことを成し遂げ繰り返し生きていく。
今できることがあることがとても幸せなこと。

あと何年ここにいられるかわからないが
人、もの、ことに感謝して
今やれることは今やっていかないと。

2019_07_04
Design+Direction D+

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「伝えるデザイン、つなぐディレクション」を掲げ、
デザイナー2人とディレクター1人で立ち上げたクリエイティブユニットは、
12回目の夏を迎えます。

時計の針や、干支のように、
ぐるっと一回りして、はじめの場所に戻ったような,
もう一度、スタート地点に立つ気持ちでいます。
もちろん一回りも二回りも大きくなって。

クリエイティブに向かう姿勢や、表現方法など、
この12年の間に、いろいろな試みをやってきました。
まだまだ、その領域は深いと改めて感じています。
アイデアは無限にある。
これに尽きます。

そのアイデアは、世の中に出していいものなのか?
そのアイデアは、誰かの心を動かすものなのか?
わたしたちは、いつも自問自答します。
それは、アイデアは無限だからです。
わたしたちは、これからも、
クリエイティブという仕事を通じて、
素敵な時代を、幸せな時代をつくっていきたいと思っています。

2017_07_04
Design+Direction D+

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ひとつめは
1/28(土)から2/1(水)までの5日間は
「FUCA企画展 福井のクリエイターが選んだ逸品」の展示。
独自の視点で選ばれた「福井の逸品」は
100点を超える工芸品、食品、風景などが並んで
自分たちの知らないモノも数多く、
参加していただいた55名余りの方々に感謝。

FUCAの実行委員会の人たちも、
寒い時期に何度も打ち合わせを重ねては
現場でも設営から当番、撤去まで
みなさん本当に真面目に取り組んでくれていた。

ハピリンホールは3Fなのに
さすがに駅前、ふらりと入る人もいて
思ったより観覧数も多かったしなかなか良い反応で
何人かはまたやって欲しいとの言葉も。
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ふたつめは、その時に併設したパネル展で
参加クリエイターを紹介する[Works]コーナーを発展させた
FUCA企画展「それぞれの仕事、それが生まれるまで」が
3/12(日)~14(火)の3日間
またもやハピリンホール3Fでの展示会。
制作するまでの告知も短く、
広報もままならなかったので、入場者は少なかったが
制作者の考えやそれぞれの仕事の進め方など
今まで見せていない手の内などがわかる展示なので
玄人受けしていた気がする。
これの規模の大きいモノをもっと人を多くしてやっていいかも。
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その二日後にはハートピア春江で行われる
「さかいのグラフィックデザイナー展 6我6中」3つめの展示の設営に。
伊藤 達雄 鈴木 和雄 中野 勝巳 西畑 敏秀 橋本 健一 山本 智恵美
6人のグラフィックデザイナーが参加。

この会場は一人一人のスペースが広く一面は8mもあり、
2年前に行われたE&Cギャラリーの4倍くらいを
埋めなくてはいけないので去年の12月くらいから
図面や展示方法を模索していった。
6人展といっても各スペースは個展に近い。
自分の歴史を振り返り、自分の作ってきたモノを
並べるほかないので新しく作るもの以外は
セレクトするのに一苦労した。

それと、この展示に間に合わせようと
D+の12年間の仕事をまとめたものと
D+以前の僕のやってきたものをまとめた
パンフレット制作に時間を取られ、
展示物はギリギリとなってしまった。

展示準備は無我夢中、展示中は説明に夢中。
前回のE&CギャラリーのAD AND ART展でも
持っていった「版下」や「手描き」のファイルと
若い頃作ったDMハガキが好評で説明をすると
すごく熱心に話を聞いてくれた人が多く
毎日がすごく充実した9日間だった。

来ていただいた方と話をしていたら
すごいご近所の人だったり、
何十年ぶりかの同級生が来たり、
いろいろびっくりの地域密着型の展示会だった。

お花や差し入れ等をいただいたり、遠いところから来てもらったり
この場を借りて、お礼を申し上げます。

展示準備も大変だけど
機会があれば何度もやりたいと思ってしまう
祭りの後の気分のここ数日。
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FUCA(フーカ/福井クリエイターズ・アソシエーション)の活動としては
・2011年のCRチャリティ・バザー
・2012年のCRU CRU BUNKO
・2013年発行のCRU(Fukui Creators Guide 2013-14)
に引き続きのFUCA主催のイベントを久々にやることになった。
今回は駅前のハピリン3Fハピリンホールで
1月28日(土)午後1時から2月1日(水)午後5時まで開催。
早いものでもう一週間後になったので、広報活動を。

【FUCA企画展】福井のクリエイターが選んだ逸品


【詳細】
グラフィックデザイナー、建築家、写真家、サウンドクリエイター、
コピーライター、プロデューサー、編集者、イラストレーター、
テキスタイルデザイナー、アーティストなど。
独自の視点でチョイスした「福井の逸品」を取り揃えました!
日頃のものづくりの仕事を通して出会い、
思わずハートをときめかされた、工芸品、食品、風景など、
福井のアレコレをずらり展示します。
2017年は、ちょっとふるさとが好きになる年になるかもですよ。
もしかしたら福井が幸福な県日本一な理由も見えてきたり。
ということでハピリンでお待ちしています。
ぜひお越しください。

開催場所/JR福井駅西口広場 ハピリン3Fハピリンホール 福井市中央1-2-1
開催日時/2017年1月28日[土]〜2月1日[水]10:00〜19:00
     ※1月28日(土)は13:00開始、2月1日(水)は17:00終了

主催/FUCA 福井クリエイターズ・アソシエーション、福井市、まちづくり福井株式会社
後援/福井新聞社、FBC福井放送、福井テレビ、福井県デザイナー協会、公益財団法人ふくい産業支援センター

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寒い中、段取りのため集まってくれた実行委員のメンバー。
いつもパンを食べながら(西畑さんありがとう)の企画会議。
こういう活動がいつか歴史になってみんなに受け継がれていくといいなあ。

今月号を最後に
「花椿」の月刊誌冊子版が休止となる。
来年からWEB版のみなるらしい。

家に残っていたものを探すと
僕が集め出したのは
どうも1977年5月号からみたいで
18歳の春から38年間
資生堂の店頭でもらって来たことになる。
ホントは100円で買うべきなのに。
そのうち一年間だけ定期購読してた気が。

毎月ページを開くたび、
ドキドキする新鮮な気持ちを与えてくれた。
自分のデザインの教科書。
ヘタに真似することはできないが
なんとか近づこうとした。

寂しくなる。やっぱり印刷したものがいい。
いつか再開してもらうか、
WEB版を合本のようにまとめたものを印刷してほしい。

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左が最終号で、右が1977.5号(大きさがこの時代に戻った)

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中面 古くない。

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表4 昔は広告が載っていた。

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山口小夜子さんがモデル歴8年目、タモリさんもこの頃から。

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1982.4月から大判になる。

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こうして並べると時代性がすごくわかる。

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1990年半ばから合本が出た。それでも毎月もらう。

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ここ2年間の花椿。おしまい。

事務所移転を機に
ディレクション&デザインユニットD+として
2005年7月4日から始動し
本日2015年7月4日丸10年を迎えました。
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最初は広すぎる事務所と広すぎる青い机に戸惑いながら
でも環境だけは良くしようとはじめたユニットです。
それぞれに、できる分野のプロとして
いっしょにできる仕事はプロジェクトを組み、
四苦八苦試行錯誤ケンケンガクカクしながら進む仕事もあれば
お互いが何を行ってるか知らないまま進んで
いつのまにか終わってる仕事もあります。

頼まれることの内容もここ10年で変化し、年を重ねるににつれ
ややこしい案件も増え毎日頭抱え勉強しながらやっている。
それでもなんとか10年つぶれないままやってきた。

石田も[みわくデザイン]として独立し、
3人それぞれにクライアントが求める形を作り上げている。
10年って早い。

7月18日からはじめるギャラリー展は
当初、10周年記念としてD+個展をやろうと企画したのですが、
デザインや広告の歴史を見せるんだったら、
もっとさかのぼりグラフィックデザインに関わり続けた
35年を出せばいいかと考え、
関係の深い橋本健一氏、西畑敏秀氏に声をかけ
今回の『AD AND ART アートディレクター3人展』を開くこととしました。

もし時間の都合が合えばギャラリーに足を運んでいただければ幸いです。


アートディレクター・グラフィックデザイナー
橋本健一・中野勝巳・西畑敏秀の3人が
30〜35年の間に関わったデザインと
今回のためのグラフィックを展示します。

広告とアートの狭間で
AD AND ART アートディレクター3人展
日時:7月18日(土)〜8月2日(日) 12:00〜19:00
   金曜日は延長21:00まで
場所:E&Cギャラリー(英和システムマネジメント1F)
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あまりにも月日が流れる速度が速く
もう、大暑になってしまった。
この半年なにしてたのか、なーんもたいしたことしていない。
振り返ってみてもしょうがないかな。と思いつつ...。
2013年も終わる頃、力が抜ける出来事が。
大滝詠一さんが逝ってしまった。
あまりに突然なんだけど、この日を境に
最近はそれほど聴いていなかった1981年のA LONG VACATIONや
EACH TIMEのアルバムを何度も何度も聴いた。
ラジオで大瀧さんがしゃべってるのをYouYubeで聴いたりと、
思ったより自分の中で大瀧さんが占めていたことに気付く。
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もう一人、安西水丸さんが3月に突然死。
ショックやったなあ。
村上春樹さんとの共著から好きになり
何冊も買いそろえたり、イラストを真似して描いてみたりした
心の師匠としてこの人も大事に思っていた人。残念。
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4月に入り「敦賀市立看護大学」が開学する。
2012年12月からマーク&ロゴタイプを作り始め
マニュアルやノベルティを作らせてもらったり、
学校内のサインまでさせてもらった。
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富山の文化レベルが羨ましく高い。
富山近代美術館で開催された「永井一正 POSTER LIFE 1957-2014」は圧巻だった。
永井さんの生き方がそのままポスターという印刷物に盛り込まれ
圧倒的な質と量、アイデアと技術が詰まった素晴らしいもの。
横尾さんのポスターや絵画はある意味ラフに見て感動するのが
永井さんのは手描きでありながら、緻密で隙のない印刷技術に妥協なく作られている。
85歳(親父と同年)今でも腕を痛めながら描き続ける現役。

永井さんや横尾さん、葛西薫さんや副田高行さん、井上嗣也さん、浅葉克己さん、中條正義さん、戸田正寿さんなどいーっぱいの大先輩が手を動かして、まだまだできることを僕らに教えてくれている。
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CRガイドブック「CRU(クルー)2013-14」が、
『FUCA(フーカ/福井クリエイターズ・アソシエーション)から
2013年12月に福井県内で発刊された。

2012年福井えきまえ図書室[CRU CRU BUNKO](クルクルブンコ)が終わり
みんな気が抜けたようにぱたっと連絡がなくなった。
2013年6月からようやく実行委員会が真空ラボに集まりだして
参加者の確認や企画構成の練り直しやらをやり始める。

テーマは『私に影響を与えた1冊』。
"本が伝える人となり"を左ページで自分が影響された本を紹介、
右ページはフリーとして、仕事や作品の紹介とし編集へ。

8月に〆切をして結果、福井全県下から約130組(連名)が参加してもらって
データも各自入稿してもらい、色校後もいろいろあったが
11月になんとか本という形に。
発刊と同時に11/30 「CRU発刊記念パーティー CRU CRU PARTY 2013」と
12/1 主催(公財)ふくい産業支援センター・協賛FUCAの
「祖父江慎~ブックデザインのうまくいかない喜び」セミナー開催と立て続けに行う。

今回の参加者の顔ぶれは、
写真家やインダストリアル、クラフト、インテリア、アーティストが増えていた。
グラフィックデザイナーばっかりだった、2003年のCRと比べても10年で多彩になってる。
続けることは大事。できればちょっとでもいいから関わり続けたい。


以下、FaceBookにも書いたこと。
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「CRU」制作スタッフの慰労会を昨晩(12/26)行いました。
連絡、企画、段取り、編集、打ち合わせ、参加者手配、連絡、会議、コピーライティング、
プロデュース、ディレクション、フォーマット、デザイン、構成、写真、レイアウト、
データ制作、校正、取材手配、人集め、印刷管理、色校正、また会議、書籍手配、
本屋巡り、POP制作、またまた会議、資金管理、パーティ企画段取り、ビデオ制作、
パーティイベントプロデュース、司会、講演会企画、クレーム処理、企画練り直し、
太鼓持ち 他
制作スタッフは、すべてボランティアです。
おかげさまで、CRU参加者皆さまのご協力があり、無事発刊できました。
皆さま大変お疲れさまでした。打ち上げも自費です。
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大変ご迷惑をおかけしますが、
D+前の道路はまたもや拡張工事に入りました。
(8:00〜17:00と看板にはなってます)
高木中央公園側をぐるりと回ればたどり着けますが、
もし、警備員の方が立っていましたら
お手数ですが一言かけてもらえば通してもらえます。

明日から事務所前はいろんなものを取り壊したり
重機が入ったりとうるさくなる。あ〜あ。
D+カンバンも一時的になくなる。
床のひび割れも増える可能性あり。

6〜7年も前から道路拡張の話はあったけど
ようやく取りかかるみたい。
こういう仕事関係の決定ってなんでも時間かかりすぎ。

来年の春にはびゅんびゅん走るうるさい道路になる予定。
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7月4日、ユニットとして生まれD+が8年目を迎えた。
この8年の間にいろんなことが変わり、全然変わらないものもあった。
変わっていったのは、仕事の数に合わせて
資料や本、雑誌など必要なもので埋め尽くされていく広い広いブルーの机の上。
成長したゴムの木、サボテンの高さなども。

いろいろな人に支えられ、毎日毎日なんとか生きてる。
ご縁があって仲良くしてもらってるクライアントや仲間たち、
力を貸して欲しいと言ってくれる人たち。
自分たちの力だけでは成し遂げられない仕事を支えてくれる、パートナー。
残念だけどちょっとしたことで縁が途切れた人達、企業。
何年も顔を見ていない人、無念な思いを残し亡くなった人。

それでも、日々楽しくポジティブにやっていけば
なんとかなると思い生きてるが、
少しずつ成長してるのか退化してるかは果たしてわからない。
何年経ってもデザインに対する本質は変わらずにいようとは思っている(自戒を込めて)。
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