notes 2012.3

昔から集めたチラシ(フライヤー)を整理中。
映画編とアート編。
映画はB5、美術館・博物館のアートはA4サイズ。
いろんなものがある中で、
見たもの、見られなかったものがいっぱいある。
生きてる内にあとどれくらい見られるのか?
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1985年(昭和60年)、夏目雅子主演の
PARCO劇場での舞台を見たチラシが出てきた。
この舞台を見た10日ぐらい後に、白血病により降板。
たぶん本人が一番悔しかったんだろうと思う。
27歳の若さだった。綺麗な人だったなあ。

何でも取っておいて、ゴミになっていきそうなものばっかり
だけど、こういうのはホントに残しておいて良かったと思う。
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レイモン・サヴィニャック展で思ったこと
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金津創作の森でやってた「レイモン・サヴィニャック展」をやっと見に行く。
原画が良かったし、素晴らしいポスターの数々。
手描きってなんて人を引きつけるんだろう。
晩年に描かれた線も表情もいい。(生涯現役:いい言葉)
パソコンのプリントアウトに頼っていてはいけない。

この人が描くとたとえお堅い企業の広告でも
人、動物、鳥、機械、車などすべてが
ほのぼのと明るくて見ている人をニコニコさせる。

それでも、年代を追っていくとやっぱり人生の途中では
イラストを使わなくなっていく時代(代理店システムらしい)があり
その時代(公害)を非難する時は、
イラストにも笑顔がなく無表情でとても残念な気がした。

グラフィックデザインとしては、やっぱりポスターって今も昔も最高の媒体。
富山のポスタートリエンナーレなどで見ていた
東欧系のポスターなどは色も表情も苦しくて
個人的にはとても好きになれないので
フランスっていいところなんやろなと思う。
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