notes 2011.10

アップルの1997年のCM-Think different
あの時代には理解できていたのかな。
今の時代でも新鮮で大事な言葉では?

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ミニマルな製品 2001年生産ipod

エキサイトイズムの記事:「シンプルでミニマルでも、正直なデザインであれば、世の中に受け入れられる。」

10月6日にスティーブ・ジョブズが亡くなり
ネットなどは今までの功績や賞賛をたたえる言葉が続々と。
皆さんが言われる通り100年に一人の天才なんだと思う。

ネットで見つけたスピーチの一つになるほど〜と思った頁を転用させてもらいます。

 『○リード大学には、当時おそらく国内でも最高のカリグラフィ教育がありました。見渡せばキャンパスにはポスターから戸棚に貼るラベルまで美しい手書きのカリグラフィばかりだったのです。私はそこでセリフやサンセリフの書体について習ったり文字と文字のスペースを変えていく概念についてつまり異なる文字のコンビネーション手法など素晴らしいフォントの作り方を学問として学びました。フォントは、美しく、歴史的にも、芸術的にも、科学で把握できないほどの緻密さでしたのでそれは私にとって魅力的な発見となったのです。 
○フォントは、人生の役立つという期待すらありませんでした。しかし、それから10年経って最初のマッキントッシュ・コンピュータを設計する時にその知識が役に立ち、マックの設計に組み込むことにしました。こうして初めて美しいフォントを持つコ ンピュータが誕生したのです。もし私が大学であのコースを寄り道していなかったら、マックには複数の書体も字間調整フォントも入っていなかっただろうし、 ウィンドウズはマックの単なるマネに過ぎないのでこうしたパソコンがいま世界に存在しないかもしれません。もし私が大学を退学していなかったら、あのカリグラフィの授業に寄り道することはなかったしパソコンには素晴らしいフォント機能がないかもしれない。もちろん大学にいた頃の私には、未来を見据えて点と 点をつなげることはできませんでした。しかし10年後に振り返えると、とてもハッキリ見えることなんです。』

デザインを意識する人は無意識にAppleを選んでいるのでは?

ありがとう、Steve Jobs
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アップルデザイン 1998年 アクシスパブリッシング

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