約30年ぶりにLPレコードを救出。
松木屋のビニール袋は劣化してボロボロだったけど、
盤は無事であの頃の時代が柔らかい音と共に甦る。
事務所に来る人の反応でだいたいの年代がわかる。
うお〜っと感激し興奮する人は同じ世代の人か上の人。
カセット・CD世代の人はそれほどでもない。
約30年ぶりにLPレコードを救出。
松木屋のビニール袋は劣化してボロボロだったけど、
盤は無事であの頃の時代が柔らかい音と共に甦る。
事務所に来る人の反応でだいたいの年代がわかる。
うお〜っと感激し興奮する人は同じ世代の人か上の人。
カセット・CD世代の人はそれほどでもない。
上品で静かでとても素敵な時間と空間を過ごさせてもらった。
最初のピアノの音から引き込まれ、その世界に入る。
大貫さんの詩は寓話のようで声は楽器のようだった。
音を邪魔せずに調和するモーショングラフィックも心地よく、
UTAUをプロモーションする中島英樹氏作グラフィックツールも
ステージを良くわかってる大人の仕事。
どうでもいいことだけど
僕の中では「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」が
ターニングポイントじゃないかなと感じていたけど、
インタビューなどを読むと転機としては「ねじまき鳥クロニクル」だったみたい。
確かに暴力的なものから壁抜けまで要素として基盤があるような。
でも僕の感じるところとしては「世界の終わりと〜」は
今の「1Q84」までの流れの基礎を作ったような気がした。
小説に出てくる「僕」はいつもストイックに冷静に生活する青年や少年が多い。
決して声高に叫ぶこともなく淡々としてる。
ストイックな人物を描く人(広い意味で)は、
エッセイなどでは結構お笑いやドジなこと等を書き、
自分を三枚目に見せてる気がする。
1983年の広告批評にこんな広告が載っていた。
恥ずかしくて見たくないのかもしれないけど
無断で載せさせてください。(すいません)
1984年発行の村上朝日堂から組んでる
安西水丸さんは黄金のコンビで、この頃描かれている春樹さんが
自分のなかで止まってるせいかいつまでも「僕」のままだ。
3ヵ月ぶりに「バードランド」のナポリピッツァを食べた。
休日の空いてる時間帯を狙って行ったのに
カウンターに座っていると
次から次へと人が入ってきて隅に追いやられた。
雨が降ってきたせいもあるが、
店の外にも待ってる人や予約する人でいっぱい。
昔と比べてピザを作る時間が早くなった気がする。
技術も熟練されてきたのかな。
小田原マスターも職人の粋に?
2008.6 雑誌Penに紹介された頃。
県外からも相変わらず来るらしい。(食べる人も修行する人も)
でも「喫茶店」でもある。
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