notes 2010.3

日常が慌ただしいので
映画館で「映画」が観たい病が出てきた。
今またもう一度「映画館」で観たいもの、
ラッセ・ハルストレム監督作品はすべて
「マイ・ライフ・アズ・ア・ドッグ」
「シッピング・ニュース」ほか
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他にもいろいろ
『黒澤明』全部、「シン・レッド・ライン」「ブレード・ランナー」
「ツインピークス」「ゴッドファーザーpart2」等々
Amazonのように〈あなたにおすすめ映画〉を
映画館を貸し切って、頭が痛くなるまで観たい。

だいぶ前だけどテレンス・マリックの
「天国の日々」はいい映画だった。
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知り合いの方が福井にてライブを開催します。
年度末の慌ただしい時期ではありますが、
息抜きにどうぞ足をお運びください。

◎コラアゲンはいごうまん ライブ in 福井
2010年03月23日(火)20:00〜 福井市のシェラマドレ
料金1,800円 Drink別 フードも別途、注文できます。
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詳しくは下記のPDFをダウンロードしてください。
collagen_fryer.pdf

気になって一年以上前に録っておいた「週間ブックレビュー」を見たら
とても勉強になる特集があった。
永江朗さんが本を作る工場や企業に訪問して取材をしていた。
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細かく言うときりがないが、
書籍になるのに使う木は、主にしなやかさを求められる
ユーカリなどの繊維が短い広葉樹がよく、
今は紙がかさばって、読み応えがあり
手にとって軽めの嵩高紙(かさだかし)が多いらしい。
また活字を電算写植に入れ替えるのに8年かかったり、
インクのにじみをドット単位で調整したり
製本では時間をかけて積み置きをし、締めて平らにすること。
束見本を作るときは、職人さんの手業が必要。など
テクノロジーばかりではできない世界が「本」を作ってる。

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風景や情景、何が見えて何がそこに映ってるのか、
単純な言葉で表現することは簡単だけど
作家はそれをどういかに深く考えさせる言葉にするか
プロフェッショナルとして当たり前にやるか。
小説を書きを続けることは「修行」であり
「修行」を重ねることで精進していく。
うる憶えだけどこんな感じで
小説家の保坂和志さんがこの前NHKラジオでしゃべっていた。
(保坂さんの小説は残念ながら、僕は全部読み通せない)

なるほど、それはどんな職業、職種にも当てはまり
僕らデザインに関わる人たちも
「修行僧」のようにコツコツとやってるのではないかと。
発注され注文され、まかせられてどう
コミュニケーションとしてデザインを取り入れるか。
デザインは修行である。

先日ある海外のグラフィックデザイナーのサイトに刺激を受け、
たまには発注なしでデザインをしてみたく自分デザインをしてみた。
時間あったらストック作ろうっと。(たぶん)
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